こんにちは。
熊本地震からの災害復旧工事も佳境に入っています。
当社が施工中の熊本高森線大切畑大橋復旧工事の現在の状況をアップします。
1.工事名:熊本高森線大切畑大橋復旧工事
2.発注機関:九州地方整備局
3.工事概要:上部工及び下部工の補修対策
4.施工場所:阿蘇郡西原村大字大切畑地内
5.工期:2016/10/20~2019/3/31
6.担当者:下田・井上
橋長265m、5径間連続非合成曲線鈑桁橋の大切畑大橋では、
両橋台の積層ゴム支承が破断し、橋脚の支承も大半が損傷しました。
唯一、支承の損傷を免れたP2橋脚には、橋脚と基礎に損傷が生じ、
損傷した基礎を増し杭で補強する工事等を実施しています。
橋脚の補修も概ね終わり、橋梁全体をジャッキアップしていましたが、
年内にジャッキダウンを行いました。
(写真①が現在、②がジャッキアップの様子)
橋脚の補修工事もひと段落し、路盤の補修工事が進められています。
近隣の法面工事も着々と進めれています。
熊本地震発災から4月で3年が立ちますが、
ようやく熊本高森線大切畑大橋も復旧・開通の糸口が見えてきました。
全面開通にはもうしばらく時間が掛かるかと思いますが、
1日でも早く開通し、阿蘇地域の復興に励みが付くように私たちも精いっぱいの努力を行って参ります。